ペー族(白族)
人口
約160万人
分布地域
雲南省大理ペー族自治区とその他地方、貴州省、四川省
言語
ペー語
ペー族は白を尊いものとし、かつては「白人」、「白王」、「白史」と呼ばれていました。その後はペー族自身の願いで、正式に「白族」とされました。漢族と長年に渡って雑居しその文化を取り入れた結果、ペー語には中国語の語彙がたくさん交じり、漢字とともに普遍的に使われるようになりました。
ペー族は歌舞を好み、毎年定期的に歌や踊りの催しが行われます。特に有名なのは毎年4月23日から25日までの「繞山林」で、村ごとに歌舞グループを作り、1つのグループが山の斜面を歌いながら歩くと、後方の踊りグループがこれに踊りながら続きます。別の村のグループに会うと、高らかにペー族メロディーの掛け合いがはじまり、とてもにぎやかになります。
ペー族の伝統的な「三道茶」は、茶道文化の珠玉とも言えるものです。「三道」とは、苦味、甘味、深い後味を指しています。1回目は何も入っていないやや苦味のあるお茶で、人生は苦しさや辛さを味わってこそうまくいく、という意味がこもっています。2回目は砂糖や牛乳を入れて甘いことから、人生の意義は先に苦しさを経験すること、という意味があります。3回目は蜂蜜やキンモクセイ、山椒を入れたもので、甘い中にスパイシーな味覚が混じることから、成功とは味わいが尽きないもの、という例えを表現しています。
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