プーラン族(布朗族)
人口
約8.2万人
分布地域
雲南省西双版纳タイ族自治州、臨滄地区など
言語
プーラン語、文字はなし。会話はワ語、中国語、タイ語が一般的で、一部でタイ文字や漢字が使われています。
プーラン族は雲南省でも特に古い民族の一つです。主要居住地の雲南省西双版纳タイ族自治州と臨滄地区は、気候が温暖で土地が肥え、茶葉の生育に適しています。また、付近の山は著名なプーアル茶の産地として知られています。長年にわたって茶葉を栽培しているプーラン族は経験豊かで、特に女性はお茶づくりの達人です。
プーラン族は歌や踊りを好み、新年や祭日ごとに盛大に歌ったり踊ったりします。特に人気のある踊りは、「圓圏舞」や「刀棍舞」などです。踊りには、ゾウの足に似た「象脚鼓」やシンバル状の「金+発」、「小三弦」など民族楽器で伴奏します。
プーラン族の大部分が小乗仏教を信仰しています。祭日は全て宗教と関連し、主な祭日には「厚南節」、「祭寨神」、「山抗節」、「洗牛脚」などがあります。「厚南節」は最も大きい節句で、毎年旧暦3月の先祖供養をする「清明節」の7日後に行われます。当日はお互いに水をかけ合い、祭りの儀式は伝統的な太陽を迎える儀式に基づいて行われるので、「太陽を迎える日」とも呼ばれています。「山抗節」は老人に食べ物を贈り、感謝を捧げる祭日です。「洗牛脚」は毎年5月に行われ、蓑をかぶった老人や村落のリーダーがほうき代わりの楊柳の束を持ち、牛を連れて赤い幟を家々に挿して祝福します。祝福された家の家長は清潔な水を訪れてくれた老人らの体にかけ、これは牛の足跡を消したことを表します。その後、村落のはずれで羊を殺し、一同で食事をします。
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