プイ族(布依族)
人口
約254.5万人
分布地域
貴州省、四川省
言語
プイ語、中国語
プイ族は西南地方でも規模の大きな少数民族で、美しい風景の山岳地帯に住み、名所や旧跡もたくさんあります。有名なのは安順市南西の「黄果樹瀑布」や貴陽市の南にある「花渓」で、「花渓」は「貴州高原の花」と呼ばれています。空気が澄んで花が美しく、著名な観光スポットです。プイ族の住む湖潮寨は「花渓」の上流にあり、そばにある金銀潭は水深が深く、湧き出す水は薄い緑や黄金色に見えます。
プイ族の居住地域は茶葉の産地としても知られ、「都匀毛尖茶」は1915年のパナマ太平洋万博で金賞を受賞しました。プイ族が栽培する中で最も特色のある茶葉は「姑娘茶」と呼ばれるもので、若い女性が摘み取り、茶葉の形が美しくて高品質です。また、「姑娘茶」は親しい友人や恋人へのプレゼント用の茶葉です。
プイ族の民族芸術はとても豊富です。伝統舞踊には「銅鑼舞」、「織布舞」、「糖包舞」などがあります。伝統的な楽器には、チャルメラ、月琴、「洞簫」と呼ばれる簫の笛、木の葉笛などがあります。このほか演劇には、「地劇」や「花灯劇」などがあります。
プイ族は織物、ろうけつ染め、銅器など民族工芸が得意で、中でもろうけつ染めは精巧なうえに芸術性も高く、欧米や日本、東南アジア向けに輸出されています。銅器はもともと物を入れる器でしたが、現在は楽器の一種として使用されています。
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