ダフール族(達翰爾族)
人口
約13.2万人
分布地域
内蒙古自治区、黒龍江省、新疆ウイグル族自治区塔城県
言語
ダフール語、文字はなし。満州語、中国語も話します。
ダフール族は内蒙古の呼倫貝爾盟と松花江支流の嫩江の近辺に住み、農業や牧畜、狩猟や漁業に従事しています。「達翰爾」は「耕す人」を意味します。祖先は東北地域に住み、清代に西域へ移動させられたのち内蒙古に定住したためモンゴル語を話せます。新疆でカザフ族と共に住むダフール族はカザフ語も話し、子供たちの多くは中国語学校で学ぶため、数種類の言葉を話すようになります。
村落は独特な雰囲気を持っています。住宅は規則正しい形で建てられ、高く「介」字型の草ぶきが豪放で飾り気のない印象を与えます。ほとんどの家が赤ヤナギを編んで作ったまがきに囲まれ、美しく清潔です。家の内部には、南、西、北の三面にオンドルが作られ、「つる草オンドル」と呼ばれています。
切り紙細工と刺繍は伝統的な民間芸術で、現在まで良い形で受け継がれています。ダフール族は歌舞やスポーツを好み、特にホッケーが発達しているため、内蒙古莫利達瓦ダフール族自治旗は「ホッケーの里」とも呼ばれています。
ダフール族の祭日は漢族とほぼ同じで、最も賑やかなのが旧正月です。大晦日には家の門の前にかがり火を灯し、火の神への敬意を表します。部屋の中は一晩中明かりが灯され、徹夜で過ごします。
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